

この記事では、進研ゼミ小学講座だけで中学受験はできるのか?目指せる偏差値、合格実績の見方、受講費、塾なしで続ける5つの進め方まで、挑戦中の我が家が解説します。
- 進研ゼミ小学講座の中学受験対策って?基本情報
- 進研ゼミの中学受験講座は、どんな中学校を目指す人向け?
- 進研ゼミの中学受験、合格実績の数字は公開されている?
- なぜ塾ではなく進研ゼミを選んだのか
- 進研ゼミの中学受験講座を使ってみて感じた効果と子どもの変化
- 正直しんどい・戸惑っていること
- 我が家が見つけた、5つの進め方
- 親が「最初の1ヶ月分」を先に解いておいてよかった
- 進研ゼミの中学受験講座をおすすめする人
- 進研ゼミの中学受験講座をおすすめしない人
- 進研ゼミ小学講座の中学受験に関するよくある質問
- Q. 進研ゼミだけで中学受験は本当にできますか?
- Q. 塾との併用はしていますか?
- Q. 「進研ゼミ 中学受験 意味ない」という評判もありますが?
- Q. 中学受験講座はいくらかかりますか?
- Q. 難関校を目指していますが、進研ゼミだけで大丈夫ですか?
- Q. 全部の教材をやりきれません。どうしたらいいですか?
- Q. 1日どれくらいの時間がかかりますか?
- Q. 理科と社会はどうしていますか?
- Q. 子どもは一人でできるようになりますか?
- Q. 通常の「チャレンジ」と中学受験講座、両立できますか?
- Q. 合格実績はどれくらいありますか?
- Q. いつから始めるのがいいですか?
- Q. 通常の進研ゼミはやめて、中学受験講座だけにしたほうがいい?
- Q. 親が教えられるレベルですか?
- まとめ:「習い事も、受験も」を諦めなくていい
進研ゼミ小学講座の中学受験対策って?基本情報
まず、進研ゼミの中学受験対策の教材を整理しておきますね。ここが検索してもいちばん分かりにくかった部分です。
考える力・プラス 中学受験講座
我が家がメインで使っているのがこれです。
小4から始められる、本格的な中学受験対策のオプション講座。国語・算数・理科・社会に対応しています。
通常の進研ゼミとはまったくの別物で、記述式の問題や「なぜそうなるのか」を説明させる問題が中心。難易度はぐっと上がります。
中学受験につながる国語算数ワーク
「中学受験を考えはじめたけれど、いきなり受験講座はハードルが高い」という段階の教材です。
受験を意識した思考力を、通常学習の延長でつけていくイメージ。いきなり中学受験講座に飛び込むのが不安なら、まずはこちらから様子を見るという選び方もあると思います。
通常の進研ゼミ小学講座(紙教材・チャレンジタッチ)
学校の勉強を固める土台です。我が家はこれも継続中。理由は後で詳しく書きますが、受験勉強より先に「学校の勉強で自信をつけること」が次女には必要だったからです。
我が家が紙教材を選んだ理由は、こちらの記事に詳しく書いています。
【関連記事】
【要確認】各講座の対応学年・申込方法は年度で変わります。公開前に公式サイトで最新情報をご確認ください。(受講費は記事後半に記載済みです)
進研ゼミの中学受験講座は、どんな中学校を目指す人向け?
ここ、私が受講前に一番知りたかったところです。「難関校には向かないらしい」という情報も見かけたので、公式サイトのよくある質問で確認してみました。
公式の答えは「偏差値55〜65の私立・国立中学校が目安」
進研ゼミの公式サイトに、そのものずばりの質問と回答がありました。
どのくらいの偏差値の中学をめざせる講座ですか? 偏差値55~65の私立・国立中学校が目安です。教材をきちんとご活用いただくことで合格をめざせる講座です。
ここで大事なのが、この偏差値は「首都圏模試」の基準だということ。公式サイトの注記にもそう書かれています。
中学受験の模試は、首都圏模試・四谷大塚・SAPIXなどで偏差値の出方がかなり違います。同じ学校でも、首都圏模試の偏差値が一番高く出て、SAPIXが一番厳しく出るのが一般的です。
つまり「偏差値65まで狙える」と聞いて他の模試の感覚で受け取ると、実際とはズレてしまいます。志望校を検討するときは、必ず首都圏模試の偏差値表で確認してください。
我が家の志望校で、実際に比べてみました
言葉で説明してもピンとこないと思うので、我が家が目指している中学校の数字を出します。
| 模試 | 偏差値 |
|---|---|
| 四谷大塚(一般入試) | 47〜49程度 |
| 首都圏模試センター | 59〜65程度(男女とも) |
同じ学校なのに、10以上ちがいます。
私も最初に見たときは、目を疑いました。四谷大塚の数字だけ見て「偏差値50もないなら余裕かな」と思うのも、首都圏模試の数字だけ見て「65は高すぎる」と諦めるのも、どちらも間違いなんです。
進研ゼミの目安は首都圏模試で55〜65。我が家の志望校は59〜65なので、目安の範囲内ということになります。
ただし、正直に言えば上限に近いです。「範囲内だから大丈夫」と気楽に構えられる位置ではありません。教材をきちんとやりきることが前提になる、と受け止めています。
【要確認】志望校名を出すかどうかはお任せします。出さずに「我が家の志望校」のままでも記事は成立します
最難関校を目指すなら、これ1本では厳しいと思います
公式サイトは「偏差値にかかわらず求められる知識や考え方は身につく」としつつ、こうも書いています。
入試直前期には学校別の過去問対策など別途必要になります。
これは正直な記載だと感じました。
御三家クラスの最難関校を狙うご家庭は、演習量そのものが圧倒的に必要になります。進研ゼミの中学受験講座だけで、というのは現実的ではないと考えたほうがよさそうです。
ただ、注記にはこうも添えられています。
過去問対策などは、塾など他の対策方法を選択された場合でも必要になります。
過去問対策が別途必要なのは塾でも同じ、ということですね。ここは公平な指摘だと思います。
我が家のように「行きたい理由がある学校」を目指す家庭に合っています
先ほど数字を出しましたが、我が家の志望校選びは、偏差値からのスタートではありませんでした。馬術部のある大学に進みやすい学校という、目的からの逆算です。
偏差値表を先に見て「この辺りなら届きそう」と選んだわけではないんです。行きたい学校が先にあって、あとから偏差値を調べたら、たまたま進研ゼミの目安に収まっていた。それだけのことでした。
こういう選び方をするご家庭には、この講座はとても合っていると思います。
- 偏差値の一番高い学校を目指しているわけではない
- でも、公立ではなく行きたい私立・国立がある
- 習い事や学校生活を削りたくない
このタイプなら、進研ゼミの中学受験講座は十分に選択肢になります。
まとめると、こんな学校を目指す人向けです
| 目指す学校 | 進研ゼミの中学受験講座は? |
|---|---|
| 首都圏模試 偏差値55〜65の私立・国立中学 | 公式が目安としている中心層。もっとも向いています |
| 偏差値55未満の私立・国立中学 | 十分対応できます。むしろ教材が余るかもしれません |
| 公立中高一貫校 | 「考える力・プラス講座」のほうが適性検査対策に向いています |
| 御三家などの最難関校 | これ1本では厳しい。塾や他教材との併用が現実的です |
中学受験講座の受講費はいくら?
気になる金額です。「考える力・プラス 中学受験講座」の受講費はこちら。
| 支払い方法 | 1か月あたり |
|---|---|
| 毎月払い | 7,870円 |
| 6か月まとめ払い | 7,870円 |
| 1年分一括払い | 7,480円 |
※税込・4年生の場合。2026年8月時点
ここ、見落とさないでください。6か月まとめ払いにしても、毎月払いと金額が同じなんです。
安くしたいなら1年分一括払い一択ということになります。差額は年間4,680円。
ちなみに我が家は毎月払いです。始めた当初「次女に定着するかな」と様子を見たかったので、いつでもやめられる形にしていました。今は続ける前提なので、次の更新では一括に変えるつもりです。
塾と比べると、どれくらい違う?
公式サイトによると、大手進学塾に比べて約11分の1の価格とのこと。
根拠として「森上教育研究所調べ。大手進学塾に3年間通塾した場合の総額費用・約319万円を月あたりの金額に割った金額との比較」と記載されています(塾の金額は2024年8月時点の情報)。
3年間で約319万円。月あたりにすると約88,600円からという計算です。
中学受験講座なら月7,480円。 改めて数字で並べると、その差に驚きます。
もちろん、塾には塾にしかない価値があります。競い合う環境、プロの授業、進度の管理。金額だけで優劣は決められません。
それでも我が家にとっては、乗馬を続けながら受験準備ができて、この金額というのが、大きな決め手になりました。
進研ゼミ全体の料金(通常講座の学年別受講費や、我が家が実際に払っている総額)は、こちらの記事にまとめています。
【関連記事】進研ゼミ小学講座の料金は高い?姉妹2人分の実際の支払額を公開します
進研ゼミの中学受験、合格実績の数字は公開されている?
「実際どれくらい受かっているの?」——気になりますよね。私も調べました。
ベネッセの公式サイトに合格実績のページがあり、数字が公開されています。ただ、この数字は読み方に注意が必要だと感じたので、注記まで含めて正直にまとめておきます。
公式サイトに載っている数字
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 私立・国立中学校の合格実績(2025年度入試) | 3,622名 |
| 公立中高一貫校の合格実績(2025年度) | 1,136名 |
| 「中学受験講座」受講者の志望校合格率 | 96.2% |
数字だけ見ると、かなり心強く感じます。
でも、ここは知っておいたほうがいいと思いました
正直に書きますね。この数字、そのまま受け取ると誤解しそうな部分があります。
① 3,622名は「中学受験講座だけ」の数字ではありません
公式サイトの算出根拠には、こう書かれています。
小学5・6年生時に「進研ゼミ小学講座」を3か月以上、「作文・表現力講座」を2回以上、「考える力・プラス講座」を3か月以上、または小学4~6年生時に「考える力・プラス 中学受験講座」を3か月以上、いずれか受講したことがあるかたで、私立・国立中学校に合格したかたの人数です。(2025年5月末時点)
つまり、通常の進研ゼミ小学講座を3ヶ月受講しただけの子も、この3,622名に含まれているということ。塾に通いながら進研ゼミも取っていた子も、当然入っています。
「中学受験講座だけで受かった人が3,622人」ではないんです。
② 「のべ人数」です
こちらも公式の注記どおり。
私立・国立中学校の合格人数は、のべ人数です。一人で複数校に合格している場合は、合格校は重複してカウントされています。
1人が3校受かれば3件。実際の合格した子どもの人数は、これより少なくなります。
③ 96.2%は183名のアンケート結果です
合格率96.2%の根拠も確認しました。2022年5月時点で、合格報告アンケートに答えた3ヶ月以上の受講経験者183名の中での割合です。
アンケートに答えるのは、うまくいったご家庭が多くなりがちですよね。ここは差し引いて考えたほうがよさそうです。
それでも私が参考になったと思ったこと
数字を批判したいわけではありません。むしろ、きちんと算出根拠を全部公開していることに、私はかえって好感を持ちました。
そして、実績ページを読んでいて一番心に残ったのは、ベネッセ自身が書いているこの一文でした。
小学校生活や習い事を大事にしながら合格めざせる事も、「中学受験講座」の強みです。
合格者体験談を読んでいても、「習い事を継続しながら中学受験に臨みたかったため自宅学習を選びました」「習い事が多く、集団塾に通うことができなかったのでこの講座を選んだ」といった声がいくつも載っていました。
我が家と同じ理由でこの講座を選んだご家庭が、ちゃんといるんだ。それが分かっただけでも、調べた意味がありました。
【参考】数字は公式サイトでご確認ください ・ ・
※合格実績は毎年更新されます。記事公開時点の数字であることを明記しておくと安心です
なぜ塾ではなく進研ゼミを選んだのか
娘の目標は「馬術部のある大学」でした
次女は乗馬に夢中です。週に3〜4回、乗馬クラブに通っています。
中学受験を考えはじめたきっかけも、実は勉強そのものではありませんでした。馬術部のある大学に進みやすい中学・高校に入りたい。 これが出発点なんです。
つまり我が家にとって、受験は目的ではなく「乗馬を続けるための手段」でした。

塾に通わせると、一番やりたいことを我慢させることになる
だからこそ悩みました。
塾に通うとなると、週に何日かは乗馬を削らなければいけません。次女にとって乗馬でスキルアップすることは、いま一番したいこと。
それを止めてまで塾に行かせたら、「本当にやりたいことを我慢する生活」がここから何年も続くことになります。
受験のために失うものとして、それは大きすぎると感じました。
次女自身が「塾には行きたくない」と言いました
もうひとつ、決め手がありました。次女の言葉です。
周りにも塾に通っているお友達がいます。でも次女は、そのお友達が塾の宿題に追われている様子をずっと見ていました。
「塾には行きたくない。でも、中学受験には興味がある」
これが次女の本音でした。
それなら、乗馬クラブのレッスンとレッスンの合間にできる進研ゼミなら続けられるのでは?
そう考えて、進研ゼミの中学受験講座を始めてみることにしたんです。

進研ゼミの中学受験講座を使ってみて感じた効果と子どもの変化
乗馬クラブの「合間」が、まるごと勉強時間に変わりました
これが一番大きい変化です。
乗馬はレッスンとレッスンの間に、どうしても待ち時間が生まれます。以前はただ待っているだけだった時間が、いまはしっかりした勉強時間になりました。
塾に通っていたら、この時間は生まれていません。
家より乗馬クラブのラウンジのほうが集中できる
意外だったのが、これです。
次女いわく、家でやるより、大好きな乗馬クラブのラウンジでやるほうが捗る。やる気が出るのだそうです。
好きな場所、好きなものに囲まれた空間だと、勉強に向かう気持ちのハードルが下がるのかもしれません。
塾だと、学習は教室の中だけですよね。場所を選ばずに勉強できるというのは、想像していた以上に大きなメリットでした。

「考えて答える」問題に向き合うようになりました
通常の進研ゼミと決定的に違うのが、問題の質です。
答えがすぐ出る問題ではなく、考えないと手が動かない問題が並んでいます。最初は戸惑っていましたが、じっくり向き合う姿勢は少しずつ育ってきていると感じます。
正直しんどい・戸惑っていること
ここからが本音の部分です。いいことばかりではありません。
とにかく時間がかかります
通常の進研ゼミよりレベルが上がっていて、じっくり考える思考力が必要な問題も多いです。その分、1回あたりにかかる時間が通常講座よりずっと長くなります。
「今日はここまでやろう」と思っていたページが、想定の倍かかることもあります。
最初の1ヶ月は、親がつきっきりでした
4年生の4月号は、私が横についていないと進みませんでした。
新しい教材、上がった難易度、初めて見る形式の問題。いきなり一人でやれるものではなかったというのが正直なところです。
「これ、ずっと私がついていないといけないのかな」と思ったこともあります。
学校の勉強との両立が難しい
次女にとっては、学校の勉強で自信をつけることも大事です。だから通常講座もやめられません。
通常講座と中学受験講座を両方フルでやろうとすると、どうしても時間が足りません。
我が家が見つけた、5つの進め方
ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
つきっきりだった状態から、次女が自分で進められるようになるまでにやったことを、順番に書きます。
1. 全部やろうとするのをやめて、国語と算数に絞る
最初は「届いた教材は全部やるもの」と思い込んでいました。それで苦しくなっていたんです。
でも、教材と一緒に届く冊子を読み返して、気持ちが軽くなりました。
「中学受験ベストな始め方」という冊子です。ここに、国語と算数を優先する進め方がちゃんと載っていました。
つまり、全部やりきれなくてもいい。そういう進め方が最初から想定されているということですよね。
「全部やらなきゃ」と思い込んで苦しくなっていたのは、私のほうでした。
教材が届いたら、冊子も必ず読んでみてください。 テキストばかりに気を取られて、私は最初あまり目を通していませんでした。もったいなかったなと思います。

2. 理解できている問題は、思いきって飛ばす
中学受験講座には、同じような問題を繰り返し解く練習問題がたくさんあります。
以前は1から10まで全部やろうとしていました。でも今は違います。
次女の理解度を見て、「これはしっかり理解できているな」と感じるものは飛ばします。 そしてタイプの違う問題だけを選んでやる。
これで、テキストをこなすスピードが目に見えて上がりました。
同じ問題を10問解いても、すでに分かっている子には時間の浪費です。分かっているかどうかを見極めて、飛ばす判断をする——ここが親の役割だと思っています。
3. ストップウォッチで「30分だけ」に区切る
これがいちばん効きました。
スピードが出てきたタイミングで、次女にこう伝えました。
「1日30分くらいにしようね」
そして、携帯のストップウォッチ機能を使って、30分だけ集中すると決めてやっています。
なぜこれが効いたかというと、ダラダラ長くなると本人が嫌になってしまうからです。「まだ終わらない」という状態が続くと、教材そのものが嫌いになります。
30分と決めたことで、次女の中に変化がありました。
「30分でどれだけ解けるか」——本人が挑戦する意思を持って、集中するようになったんです。
時間を区切ることが、やる気のスイッチになる。 これは予想していませんでした。
4. 国語の文章問題は「3つのうち1つだけ」にする
国語には、1つのセクションに文章問題が3つ入っています。次女はもともと文章問題に苦手意識がありました。
そこで、こういうやり方に変えました。
3つの文章の冒頭だけ読んで、「どれが一番読みたい?」と選んでもらう。 そして選んだ1つだけをやる。
つまり、文章問題の量そのものを3分の1にしました。
結果、驚くことが起きました。
「国語、面白いかも!」
次女がそう言うようになったんです。
本人の中では「国語は時間のかかるもの」というイメージがあったようですが、実際にやってみるとこなすスピードもどんどん早くなり、抵抗がなくなってきたと感じています。
量を減らしたら、好きになった。 全部やらせていたら、たぶん逆の結果になっていたと思います。
5. 理科と社会は、トイレでカード学習
これは我が家の裏ワザです。
国語と算数をテキストのメインにしているぶん、理科と社会が手薄になります。 どうしようかと考えて、思いついたのがこれでした。
中学受験講座には、カードタイプの問題が付いてきます。それを、1階と2階のトイレに置いているんです。
すると、こんなことが起きます。

「3問解いてきたー」
そう言いながらトイレから出てくることがあります。
机に向かってやろうとすると「やらなきゃ」になりますが、トイレなら毎日必ず行きます。 そこに問題があれば、なんとなく解いてしまう。
理科や社会は暗記の要素も大きいので、毎日ちょっとずつ触れることに意味があります。カードは1問が短いので、この使い方に向いています。
「机に向かう時間」だけが勉強ではない——そう考えられるようになったのは、この方法のおかげです。
そして今、次女は自分で進められるようになりました
5つ書きましたが、いちばんお伝えしたい変化はこれです。
4月号は私がつきっきりでした。でも5月号からは、やり方を最初にちょっと説明して理解すると、あとは自分でどんどん問題を解くようになりました。
たった1ヶ月です。
もし4月号の時点で「うちの子には無理かも」と諦めていたら、この変化は見られませんでした。
最初がいちばん大変なんだと思います。そこを一緒に越えれば、子どもは自分で走り出します。
親が「最初の1ヶ月分」を先に解いておいてよかった
もうひとつ、やっておいてよかったことがあります。
塾なしで進めるなら、親のサポートは前提だと考えていました。一人ではできないかもしれない、と思ったんです。
そこで私は、受験講座のテキストの最初の1ヶ月分を、自分で先に解いてみました。
目的は、次女が分からなくなったときにすぐ教えられるようにすること。
結果はというと——レベルは確かに上がっているものの、解説がしっかりついているので理解しやすく、教えるのは今のところ問題ありません。
そして、4月号でつきっきりだったときに、この予習が本当に役立ちました。 その場で調べながらでは、あの1ヶ月は乗り切れなかったと思います。
これから始める方には、この「親の予習」を強くおすすめします。1ヶ月分だけでも先に解いておくと、心の余裕がまったく違いますよ。
進研ゼミの中学受験講座をおすすめする人
- 習い事を絶対にやめさせたくないご家庭
- お子さん本人が「塾には行きたくない」と言っている
- 送迎や塾の拘束時間を、家庭のペースに合わせたい
- 親が一緒に伴走できる(これはほぼ必須だと感じます)
- 待ち時間や移動時間を学習時間に変えたい
- まずは中学受験がどんなものか、家庭で試してみたい
進研ゼミの中学受験講座をおすすめしない人
- 親が学習に関わる時間をまったく取れない
- 「教材さえ渡せば子どもが一人で進む」ことを期待している
- 決められたスケジュールで、強制的に進めてもらいたい
- 最難関校を狙っていて、演習量を最大化したい
進研ゼミの中学受験講座は、自由度が高い代わりに、管理は家庭に任される教材です。ここが最大のメリットであり、同時に最大の難しさでもあります。
進研ゼミ小学講座の中学受験に関するよくある質問
Q. 進研ゼミだけで中学受験は本当にできますか?
我が家はまだ受験本番を迎えていないので、「できます」と言い切ることはできません。
ただ、小4の現時点で言えるのは、教材の内容そのものは中学受験の思考力を育てるものになっているということ。あとは家庭でどこまで回しきれるかだと感じています。
無責任な断言はしないでおきますね。その後の進み具合も、このブログで報告していきます。
Q. 塾との併用はしていますか?
していません。進学塾との併用はゼロです。通常の進研ゼミ小学講座との併用のみで進めています。
Q. 「進研ゼミ 中学受験 意味ない」という評判もありますが?
そう言われる理由は、使ってみてなんとなく分かります。親が関わらないと、教材が溜まっていくだけになるからです。
逆に言えば、家庭で伴走してペースを作れるなら、教材のせいで「意味がない」ということにはならないと思っています。
進研ゼミ全体の評判については、こちらの記事にまとめています。
【関連記事】
Q. 中学受験講座はいくらかかりますか?
毎月払いで7,870円、1年分一括払いなら7,480円です(4年生・税込)。通常の進研ゼミ小学講座とは別料金なので、両方受講する場合は合算になります。
6か月まとめ払いは毎月払いと同額なので、安くするなら1年分一括払いを選んでください。
Q. 難関校を目指していますが、進研ゼミだけで大丈夫ですか?
公式サイトの目安は首都圏模試の偏差値55〜65です。御三家クラスの最難関校を狙うなら、この講座だけというのは現実的ではないと思います。
なお、模試によって偏差値の出方は大きく変わります。我が家の志望校は四谷大塚で47〜49、首都圏模試で59〜65。同じ学校で10以上の差があります。判断する前に、必ず首都圏模試の数字で確認してください。
詳しくは記事内の「どんな中学校を目指す人向け?」で書いています。
Q. 全部の教材をやりきれません。どうしたらいいですか?
やりきらなくて大丈夫です。
教材と一緒に届く**「中学受験ベストな始め方」**という冊子に、国語と算数を優先する進め方が載っています。全部やりきれない前提の進め方が、ちゃんと用意されているんです。
我が家はさらに踏み込んで、理解できている問題は飛ばして、タイプの違う問題だけをやるようにしました。国語の文章問題も、3つあるうち本人が読みたい1つだけにしています。
量を減らしたことで、逆に「国語が面白い」と言うようになりました。 詳しくは記事内の「我が家が見つけた、5つの進め方」に書いています。
Q. 1日どれくらいの時間がかかりますか?
我が家は1日30分と決めています。携帯のストップウォッチで区切っています。
以前はダラダラ長くなってしまい、本人が嫌がるようになっていました。30分と決めてからは「この時間でどれだけ解けるか」と、本人が挑戦するようになっています。
Q. 理科と社会はどうしていますか?
国語と算数をメインにしているので、理科と社会はカードタイプの問題で補っています。
我が家は1階と2階のトイレにカードを置いています。 「3問解いてきたー」と言いながら出てくることもあります。毎日必ず行く場所なので、続きやすいです。
Q. 子どもは一人でできるようになりますか?
我が家の場合、4年生の4月号は私がつきっきりでした。 でも5月号からは、やり方を最初に説明すれば、あとは自分でどんどん解くようになりました。
最初の1ヶ月がいちばん大変だと思います。そこを一緒に越えられるかどうかだと感じています。
Q. 通常の「チャレンジ」と中学受験講座、両立できますか?
公式サイトによると両立可能とされています。目安の学習時間は、チャレンジが1日約20分、中学受験講座が1日約60分。合わせても塾通いより負担は軽い、という説明です。
我が家も両方受講しています。ただし正直に言うと、この時間どおりに毎日回すのは簡単ではありません。 4年生は月に約20日、5・6年生は月に約26日活用した場合の目安時間なので、習い事の予定が詰まっている週はどうしても遅れます。
なお、中学受験講座だけの単独受講もできます。
Q. 合格実績はどれくらいありますか?
2025年度入試で、私立・国立中学校に3,622名、公立中高一貫校に1,136名という数字が公式サイトに出ています。
ただしこの数字には通常の進研ゼミ小学講座だけを受講した人も含まれていて、しかものべ人数です。記事の前半で読み方を詳しく書いたので、そちらも読んでみてください。
Q. いつから始めるのがいいですか?
我が家は小4からです。
この学年から始めてよかったと思うのは、教材の量と難易度に慣れる時間が取れたこと。いきなり高学年から本格的な受験教材に入っていたら、乗馬との両立は難しかったかもしれません。
Q. 通常の進研ゼミはやめて、中学受験講座だけにしたほうがいい?
我が家は両方続けています。
学校の勉強で自信をつけることが次女にとって大事だからです。ただ、時間が足りなくなるのも事実なので、ここはご家庭の判断だと思います。
Q. 親が教えられるレベルですか?
はい、今のところ問題なく教えられています。解説が丁寧についているので、親が読めば理解できるレベルです。
ただし、親が何も見ずに教えられるかというと、それは難しいと思います。だからこそ私は先に解いてみました。
まとめ:「習い事も、受験も」を諦めなくていい
進研ゼミ小学講座の中学受験講座は、魔法の教材ではありません。
時間はかかるし、スケジュール管理は大変だし、親のサポートも必要です。
でも、
- 大好きな乗馬を週3〜4回続けながら
- 塾に行かずに
- 次女が「やる気が出る」と言う場所で
- 1日30分の集中で、自分から進められるようになって
中学受験に向けた勉強を進められている。この事実は、始める前の私には想像もできないことでした。
4月号でつきっきりだったあの頃を思うと、たった数ヶ月でここまで変わるとは思っていませんでした。
「塾に行かせるのが、子どものストレスになるんじゃないか」 「好きなことを我慢させてまで、受験させるべきなんだろうか」
そう悩んでいる方に、こういう道もありますよとお伝えできたら嬉しいです。
我が家の挑戦は、まだ途中です。うまくいったことも、つまずいたことも、これから正直に書いていきます。よかったらまた覗きに来てくださいね。


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